ミルキークィーン
モチモチとした米の代表格として有名な人気米が「ミルキークイーン」です。食感はもちろん冷めても美味しいお米として非常に有名であり、ホテルや料亭などでよく使われているお米です。
特徴
1985年、食味が良く粘りの強い米の開発を目的として農業研究センターの稲育種法研究室で研究がはじまり、コシヒカリの突然変異として誕生したのが「ミルキークイーン」です。主食となるうるち米の中でももち米に近い低アミロース米となっており、ミルキークイーン単体でも美味しいですが、一般の米に弾力や食感が欲しい時のブレンド米としても非常に有効なお米となっています。
モチモチとした粘りのあるお米が好きな人はもちろん、冷めても美味しく食べられるお米として右に出るものはないというほど。冷めても美味しく食味や風味にも優れているので非常に評価が高いです。
ちなみにミルキークイーンの名前は、玄米が半透明で乳白色をしていることが由来で名づけられています。
味と料理との相性
もち米にすごく近く、粘りが強くモチモチとしたお米がミルキークイーンの特徴です。お餅のような香りもします。冷めても美味しいお米の筆頭になりますので、おにぎりや弁当の相性が非常に良く、和食にも合うお米となっています。逆に粘りが強いのでチャーハンなどの炒め物や、カレーやシチューなどのルー系との相性は、好みもあるかもしれませんがあまり良くありません。